そそ・ぐ【注ぐ／^×灌ぐ】

の解説

［動ガ五（四）］《室町時代ごろまで「そそく」》

1. １

   1. ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」

   2. ㋑雨や雪などがとぎれなく降りかかる。「雨が—・ぐ」「降り—・ぐ」

1. ２

   1. ㋐流し入れる。また、容器に水などをつぐ。「田に水を—・ぐ」「茶碗に酒を—・ぐ」

   2. ㋑涙を流す。「熱い涙を—・ぐ」

   3. ㋒水などを上からかける。ふりかける。「盆栽に水を—・ぐ」

   4. ㋓もっぱら、その方へ向ける。一つことに集中する。「心血を—・ぐ」「視線を—・ぐ」「全力を—・ぐ」

[可能]そそげる

類語

• 盛る(もる)
• よそう(よそう)
• 注ぐ(つぐ)
• 淹れる(いれる)

関連語

• 盛り付ける(もりつける)
• 盛り込む(もりこむ)
• 盛り合わせる(もりあわせる)

下接句

• 油を注ぐ
• 意を注ぐ
• 心血を注ぐ
• 火に油を注ぐ
• 満面朱を濺(そそ)ぐ
• 目を注ぐ

そそ・ぐ【^▽雪ぐ／^▽濯ぐ】

の解説

［動ガ五（四）］

1. １ 水で汚れを洗い落とす。すすぐ。「手足を—・ぐ」

1. ２ 恥や汚名を新たな名誉を得ることによって消す。すすぐ。「恥辱を—・ぐ」

[可能]そそげる

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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