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辞書
《「ね（寝）る」の「ね」を重ねた「ねね」の音変化》「寝なさい」の意で、幼児を寝かしつけるときに言う語。
年ごと。毎年。「—忘れっぽくなる」
１ 仏語。一瞬間。刹那刹那 (せつなせつな) 。時々刻々。
２ 一つ一つの思い。種々の考え。
「われらが心に—の欲しきままに来たり浮かぶも」〈徒然・二三五〉
出典：デジタル大辞泉（小学館）
ねんねんころり
子守歌の文句。ころりと横になって寝なさい、の意。「—、おころりよ」
年年歳歳花相似たり
《劉希夷「代悲白頭翁」の「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」から》毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ。→歳歳年年人同じからず
ねんねんさいさい【年年歳歳】
毎年毎年。歳々年々。「—繰り返される恒例の行事」
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出典：青空文庫
･･･「ねんねん、ころころ、ねんねしな。なかんで、いい子だ、ねんねしな。」･･･ 小川未明「谷にうたう女」
･･･ひとりに成り失せる。ねんねんと動き、いたるところ、いたるところ、かん･･･ 太宰治「碧眼托鉢」
･･･それは年年秋月与二春花一 〔年年 秋の月と春の花と行楽何知鬢欲レ･･･ 永井荷風「向嶋」
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