出典:gooニュース
【実録 竜戦士たちの10・8】(45)『敵』となる落合博満に93年投手2冠・山本昌、ニヤリと笑い新球プラン明かし対策
◇長期連載【第2章 それぞれの再出発】 1994年1月31日。山本昌広が沖縄入りし、中日の1軍キャンプメンバー44人全員が沖縄にそろった。93年にセ・リーグ最多勝、最優秀防御率の投手2冠に輝いた左腕は「去年の良い思い出は今日限りで終わり。明日からは気持ちを切り替えて臨みます」と表情を引き締めた。 どうしてもマスコミの質問が集まるのは、シーズンが開幕すれば「敵」となる
【実録 竜戦士たちの10・8】(44)落合博満のいないキャンプイン 高木守道監督が選手に期待した自覚と競争
◇長期連載【第2章 それぞれの再出発】 1994年のキャンプインまであと2日となった1月30日。沖縄入りした高木守道監督ら中日首脳陣が、まず足を運んだのは選手会主催の合同自主トレも最終日を迎えた石川球場だった。 「この時期にベースランニングをしているのだから仕上がりは良さそうだね。逆にこちらが抑えていかなければならないのでは、というぐらいの感じを受けた」
【実録 竜戦士たちの10・8】(43)今では考えられない年間249イニング投球…今中慎二の『敵』は自分自身の『投げたい気持ち』
◇長期連載【第2章 それぞれの再出発】 前夜の雨が上がり、青空ものぞいた午後には気温も20度を超えていた。 1994年1月27日。中日選手会主催の合同自主トレはキャンプ地の沖縄・石川球場に場所を移し、最終クールがスタートした。 「キャッチボールなんて、去年の日韓野球(11月14日・韓国ソウル)以来」と言う今中慎二もボールの感触を楽しむように、山田喜久夫
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