おだわらし【小田原市】
⇒小田原
おだわらじょう【小田原城】
小田原市にある城。鎌倉時代初め、土肥氏が築城。戦国時代、北条早雲が入城して後、北条氏の本城となり、関東の中心となった。天正18年(1590)豊臣秀吉が攻略。江戸時代には幕府の重要拠点として譜代大名を配した。小峰山城。
おだわらせいばつ【小田原征伐】
天正18年(1590)、豊臣秀吉が小田原城を包囲して、北条氏政・氏直父子を攻め滅ぼした戦い。
おだわらぢょうちん【小田原提灯】
円筒形で、不用のときは畳んで袂 (たもと) または懐中に入れて携帯のできる提灯。天文年間(1532〜1555)小田原の甚左衛門の創製という。懐 (ふところ) 提灯。
おだわらひょうじょう【小田原評定】
《豊臣秀吉の小田原征伐のとき、北条方の和戦の評定が容易に決定しなかったところから》長引いて容易に結論の出ない会議・相談。
おだわらぶき【小田原葺き】
「杮葺 (こけらぶ) き」に同じ。