出典:gooニュース
日銀、政策金利を維持へ 米関税強化の影響見極め
日銀が18、19両日に開く金融政策決定会合で、政策金利を現行の0.5%程度で維持する見通しであることが14日、分かった。トランプ米政権の関税強化策で世界経済の不確実性が高まっており、国内の経済や物価への影響を見極める。 日銀は経済や物価が想定通り推移すれば政策金利を引き続き引き上げる方針を堅持している。
政策金利、据え置きの公算=賃金、トランプ関税注視―18日から日銀会合
前回1月会合で政策金利の0.50%への引き上げを決めており、今回は現在の金融政策を維持する公算が大きい。 連合が14日発表した2025年春闘の第1回集計結果では、平均賃上げ率が5.46%と、昨年の同集計(5.28%)を上回った。日銀は2%の物価目標の安定的な実現に向け、賃上げの継続を重視しており、さらなる利上げに追い風となる。
日銀の「政策金利引き上げを知らない」が半数近くの一方で、政策金利引き上げの影響を分かりやすく知りたい人の割合は?
なぜ日銀が政策金利引き上げを行うのかそもそも、なぜ日銀は政策金利の引き上げに踏み切ったのか。もともと日本は不況によって商品やサービスが売れず、持続的に物価が下がる深刻なデフレに陥っていたため、日銀は政策金利を引き下げていた。政策金利とは、金融機関が日銀から資金を調達する際の金利だ。
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