木枯らし(こがらし)
の例文・使い方・用例・文例(22)
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・・・ かよわい糸でつるされているように見えるが、いかなる木枯らしにも決して吹き落とされないほど、しっかり取りついているのであった。縁側から箒の先などではね落とそうとしたが、そんな事ではなかなか落ちそうもなかった。 自分は冬じゅうこの死ん・・・
寺田寅彦
「簔虫と蜘蛛」
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・・・今日は木枯らしが吹いているけれど、風邪お大事に。 十一月二十五日 十二月三日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より〕 十二月三日 今日は珍らしい報知を致します。泰子が昨夜の十二時から今日の昼までたっぷり十二時間眠ってう・・・
宮本百合子
「獄中への手紙」
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