げきじんさいがい【激甚災害】
大規模な地震や台風など著しい被害を及ぼした災害で、被災者や被災地域に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法に基づいて政令で指定される。指定されると、国は災害復旧事業の補助金を上積みして、被災地の早期復旧を支援する。地域を特定せず災害そのものを指定する「激甚災害指定基準による指定（本激）」と、市町村単位での指定を行う「局地激甚災害指定基準による指定（局激）」の2種があり、内閣府に置かれる中央防災会議が指定・適用措置の決定を行う。 [補説]指定された主な災害に、平成7年（1995）の阪神・淡路大震災、平成16年（2004）の新潟県中越地震、平成19年（2007）の台風5号による暴風雨災害、平成23年（2011）の東日本大震災などがある。
げきじんさいがいほう【激甚災害法】
《「激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律」の略称》大規模な地震や台風など、著しい被害を及ぼした災害に適用される法律。国が被災者や被災地域に特別の助成や財政援助・復興支援を行うことを定めている。昭和37年（1962）施行。激甚法。
げきじんほう【激甚法】
⇒激甚災害法
出典：gooニュース
【山火事】「視野に入っている」激甚災害指定について石破首相が表明「衛星写真による査定も」指定されれば復興事業への国の補助率引き上げに
石破首相：激甚災害（指定）ということ、もちろん視野には入っています。激甚災害に指定されると、復興事業への国の補助率が引き上げられます。石破首相は、「衛星写真による査定なども考えたい」と述べ、「被災者に安心してもらえる、自治体の金銭負担も少なくて済むような迅速かつ適切な対応を心がけていきたい」と強調しました。
岩手県大船渡市の山火事 激甚災害の指定は「当然視野」石破総理
政府として、今回のこの山林火災、激甚災害の指定も含めて検討されるおつもりがあるのか」石破総理大臣「当然視野に入っておることでございますが、今はまだ燃えておるという段階で、消火に全力を尽くしておるところでございます」 激甚災害に指定されれば復旧事業などを行う際に国からの財政的な支援が増えることになります。
岩手・大船渡市の山林火災 激甚災害指定へ石破総理「視野に入っている」
岩手県大船渡市の大規模な山林火災について、石破総理は5日、参議院・予算委員会で、激甚災害の指定が「視野に入っている」と明らかにしました。石破総理は「衛星写真による査定など、簡易・迅速・適切な査定を考えたい」と話した上で、「被災者に安心していただき、自治体の金銭負担も少なく済むよう迅速かつ適切な対応を政府として心がけたい」と強調しました。
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