なんどいろ【納戸色】
藍染めの一つで、緑色を帯びた青色。江戸城内の、納戸の垂れ幕やふろしきに用いられた。お納戸色。
なんどかた【納戸方】
江戸幕府の職名。将軍の衣服・調度を管理し、諸侯・旗本から献上されたり彼らに賜与されたりする金銀・諸物に関する事務を管掌。御納戸役。
なんどがまえ【納戸構え】
⇒帳台 (ちょうだい) 構え
なんどがみ【納戸神】
納戸にまつられる神。恵比須 (えびす) や大黒 (だいこく) などが多くまつられたが、隠れキリシタンは聖画像をまつった。
なんどちゃ【納戸茶】
染め色の名。灰色がかった暗い青緑色。
なんどめし【納戸飯】
遊女が客の目に触れないように納戸などの物陰でする食事。「—にも浅漬ならでは」〈浮・二代男・二〉
なんどやく【納戸役】
⇒納戸方 (なんどかた)