1. 紀元1世紀ごろ以前にエジプトに始まり、アラビアを経てヨーロッパに広がった、卑金属貴金属の金に変えようとする化学技術。さらに不老不死の仙薬を得ることができるとされ、呪術 (じゅじゅつ) 的性格をもった。科学としては誤りであったが、多くの化学的知識が蓄積され、近代化学成立の基礎資料となった。アルケミー。

  1. 転じて、ありふれたもの、値打ちのないものを貴重なものに作り変えるという術。

  1. (「金」を「かね」と意識して)お金・財産を生み出す特別方法。また、非常貴重なものを作り出す方法。「必ず儲かるという—はない」

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。