《Compact Muon Solenoid》CERN (セルン) のLHC加速器に設置された粒子検出器の一つ。陽子衝突実験でできた未知の素粒子の崩壊によって生じるμ粒子を観測するために用いられる。直径15メートル、長さ21メートル、総重量1万4000トン。
[補説]実験には
世界40か国以上の
大学・研究機関が
参加しているが、日本からは
参加していない。LHCには別の
地点にも
同種の実験装置
ATLASが
設置され、2012年にCMSと同じく
質量を与える
役割を果たす
ヒッグス粒子と思われる新たな
粒子を
発見した。