《Conference on Security and Cooperation in Europe》全欧安保協力会議。欧州における緊張緩和をはかるため、アルバニアを除く全欧州諸国に米国・カナダを加えた35か国の首脳が参加して開催された会議。1975年の第1回会議では、東西欧州諸国の協力をうたった「ヘルシンキ宣言」が、1990年の第2回会議では、欧州全体の民主化の促進をうたった「パリ憲章」が採択された。正式名称は「欧州における安全保障と協力に関する会議」。1995年、国際機関OSCE(欧州安全保障協力機構)へと発展。