出典:gooニュース
NY株大幅高、4万ドル回復 FRBの早期利下げ期待
米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利下げを開始するとの期待を背景に、ほぼ全面高の展開となった。上げ幅が800ドルを超える場面があった。 米商務省が朝方発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率が前月から縮小。FRBが金融政策を判断する上で重視する指標でインフレ緩和を示す結果だったため、早期利下げ開始への期待から買い注文が優勢となった。
FRB、7月利下げ観測一段と後退 9月開始 GDP統計受け
オックスフォード・エコノミクスのライアン・スウィート氏は「景気拡大の持続性を巡る懸念が和らいたことで、FRBは今月の会合で利下げを決定する必要があるとの考えが後退した」と述べた。GDP統計を受け、FRBが来週30─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを決定する確率は7%以下と、GDP統計発表前の約9%から低下した。
米FRB、政策金利を維持か 30、31日にFOMC開催
【リオデジャネイロ共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は30、31両日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。パウエル議長は物価や雇用の動向を慎重に見極める考えを示しており、市場では政策金利を維持するとの見方が強い。会合後の記者会見で、利下げの時期や回数にどのように言及するかが焦点となる。 FRBは6月に公表した経済見通しで、年内に1回の利下げを見込んだ。
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