出典:gooニュース
PFAS水道水初の全国調査 過去14か所で目標値上回る
全国各地で検出されている人体に有害な有機フッ素化合物PFASを巡って、環境省と国土交通省は全国の水道水を調査した結果を公表しました。有機フッ素化合物PFASの実態を把握するため、環境省と国土交通省は今年度、上水道や規模の小さな簡易水道など全国の3755事業を対象に過去5年間のPFASの水質検査の実施の有無や検出した際の最大値などについて調査しました。
発がん性懸念のPFAS 県内水道38事業中2カ所で検出、国の暫定目標値超えはなし 17事業は費用負担や「義務ない」理由に検査未実施
発がん性が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)が全国で検出されている問題を巡り、環境省と国土交通省は29日、水道水の全国調査結果を公表した。鹿児島県内は2024年度、検査を実施した38事業のうち2事業でPFASを検出した。1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)の国の暫定目標値に対し、長島町水道事業が11ナノグラム、東串良町水道事業が10ナノグラムだった。
有機フッ素化合物「PFAS」約2割の水道事業で検出 国の「暫定目標値」超えはゼロ 環境省などの調査
人体に有害な可能性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」。環境省などが行った全国の水道事業者に対する調査で、およそ2割の水道事業でPFASが検出されたことが分かりました。今年度は、国が定める水質管理の「暫定目標値」を超えたところはなかったものの、検査を行った全国1745の水道事業のうち、富山県を除く46都道府県の332の事業でPFASが検出されたということです。
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