《Wide Field Infrared Survey Explore》2009年に打ち上げられた米国の赤外線天文衛星。口径40センチメートルの赤外線望遠鏡を搭載し、広域・高感度の掃天観測を行った。観測機器冷却用の水素が枯渇するまでの間に、超遠方の銀河、褐色矮星などを多数発見した。2011年に運用終了。その後、地球近傍の天体(NEO)のみを探査するNEOWISE (ネオワイズ) に改称し、観測を再開。215個の地球近傍天体と、ネオワイズ彗星を含む25個の彗星を発見し、2024年に再運用を終了した。