みじゅくじ【未熟児】
出産予定日より早く生まれた子。胎外での生活力が弱く、保育器を利用する。一般に、出生時の体重が2500グラム未満をいい、1500グラム未満を極小 (ごくしょう) 未熟児(極低出生体重児)、1000グラム未満を超未熟児(超低出生体重児)ともいう。→低出生体重児
みじゅくじもうまくしょう【未熟児網膜症】
低出生体重児の網膜にもろくて弱い新生血管が生じることによって起こる疾患。自然治癒することが多いが、網膜に瘢痕 (はんこん) ができ、重症になると網膜剝離を起こす場合がある。妊娠32週未満で出生した極低出生体重児に多く発症する。未熟網膜症。ROP(Retinopathy of prematurity)。
みじゅくもうまくしょう【未熟網膜症】
⇒未熟児網膜症
出典:青空文庫
・・・であったのだ、それが未熟のうちにクロポトキンによって発揮せられた・・・ 有島武郎「宣言一つ」
・・・を読んで、私の思想の未熟で頑固なのを嗤う間にも、私たちの愛はお前・・・ 有島武郎「小さき者へ」
・・・は第四階級の思想が「未熟の中にクロポトキンによって発揮せられたと・・・ 有島武郎「片信」