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辞書
一方だけが恋い慕うこと。片思い。
二葉亭四迷の翻訳小説。明治29年（1896）刊。ツルゲーネフの中編「アーシヤ」（1858年作）が原作。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
出典：青空文庫
･･･それが、所謂片恋の悲しみなんだそうだ。そうしてその揚句に例でも挙･･･ 芥川竜之介「片恋」
･･･れない場合、いわゆる片恋の場合にもいろいろある。胸の思いはいや増･･･ 倉田百三「学生と生活」
･･･恋は、必ず片恋のままで、かくして置け。女に恋を打ち明けるなど、男･･･ 太宰治「困惑の弁」
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