きく【掬】
[人名用漢字] [音]キク(漢) [訓]すくう むすぶ 水をすくう。「掬水/一掬」
きく【菊】
[常用漢字] [音]キク(呉)(漢) 植物の名。キク。「菊花/寒菊・観菊・残菊・白菊(しらぎく)・野菊(のぎく)・乱菊・除虫菊」 [名のり]あき・ひ
きく【鞠】
[人名用漢字] [音]キク(漢) [訓]まり 〈キク〉 1 まり。「蹴鞠(しゅうきく)」 2 身を丸くかがめる。「鞠躬如(きっきゅうじょ)」 3 大事に育てる。「鞠育」 4 (「鞫(きく)」と...
きく【麹】
[音]キク(漢) [訓]こうじ 1 こうじ。「麹塵(きくじん)」 2 酒。「麹君・麹車」
きく【菊】
1 ㋐キク科の多年草。日本の代表的な花の一。主に秋に咲き、花の色・形などにより、非常に多くの品種があり、大きさにより大菊・中菊・小菊と大別される。古く中国から渡来したとされ、江戸時代には改良が進...
きく【利く】
1〔十分な働きをする〕腕が利く大工a skillful [《英》 skilful] carpenter機転が利く人a quick-witted personブレーキが利かないThe brakes...
きく【効く】
work, be effective ((on));〔薬などが〕 《文》 be efficaciousこの薬は頭痛によく効くThis medicine 「works well [is good]...
きく【聞く・聴く】
1〔聞こえる〕hear ⇒きこえる(聞こえる);〔耳を傾ける〕listen ((to))聞こうとすれば聞こえるIf you listen, you can hear it.今ラジオを聴いていると...
きく【菊】
a chrysanthemum;《口》 a mum菊人形a chrysanthemum figure (representing a character in a story)六日のあやめ,十日...
きくいただき【菊▲戴】
〔ヒタキ科の鳥〕a goldcrest
きく【聞く】
[共通する意味] ★音、声、言葉などが耳に達する。[英] to hear[使い方]〔聞く〕(カ五)▽音楽を聞く▽先生の話をよく聞く〔聞こえる〕(ア下一)▽ピアノの音が聞こえる▽声がよく聞こえない...
きく【聞く】
[共通する意味] ★分からないことや知らないことを、人に答えてもらうようにする。[英] to ask[使い方]〔尋ねる〕(ナ下一)〔問う〕(ワ五)〔聞く〕(カ五)〔伺う〕(ワ五)[使い分け]【1...
きく【利く】
[意味] 効果、作用が現れる。[英] to be effective[使い方]〔利く〕(カ五)▽薬がきいて痛みがおさまった▽のりのきいたシャツ[補足]◇(1)「暗やみでも目が利く」「今年の新入社...
きくばり【気配り】
[共通する意味] ★手落ちや手抜かりのないよう気をつけること。[英] consideration; care[使い方]〔配慮〕スル〔心配り〕スル〔気配り〕スル〔心遣い〕スル〔気遣い〕(名・形動)...
きくん【貴君】
[共通する意味] ★主に男性が書簡文などで、同輩(以下)の男性をさしていう語。[英] you[使い方]〔貴君〕(代名)▽貴君の健康を祈る〔貴兄〕(代名)▽貴兄の成功を祈る〔貴下〕(代名)▽貴下の...
きくおか‐けんぎょう【菊岡検校】
[1792ころ〜1847]江戸後期の地歌作曲家・演奏家。京都の人。一山(いちざん)検校に師事し、多くの名曲を残した。作「茶音頭」「夕顔」「磯千鳥」など。
きくた‐かずお【菊田一夫】
[1908〜1973]劇作家・演出家。神奈川の生まれ。本名、数男。第二次大戦後、「鐘の鳴る丘」「君の名は」で、連続ラジオドラマに新分野を開いた。戯曲「花咲く港」「がめつい奴」など。
きくち‐かん【菊池寛】
[1888〜1948]小説家・劇作家。香川の生まれ。本名、寛(ひろし)。第三次・第四次「新思潮」同人。文芸家協会の設立に尽力し、雑誌「文芸春秋」を創刊。のち、芥川賞・直木賞を制定した。小説「恩讐...
きくち‐けいげつ【菊池契月】
[1879〜1955]日本画家。長野の生まれ。旧姓は細野、本名、完爾。児玉果亭に学び、京都に出て菊池芳文に師事。円山・四条派の写生風に大和絵の手法を加えた古典的風趣の歴史人物画を描き、初期文展以...
きくち‐ござん【菊池五山】
[1769〜1849]江戸後期の漢詩人。讃岐(さぬき)の人。名は桐孫(まさひこ)。通称、左太夫。市河寛斎に学び、のち江戸詩壇の代表的存在となった。著「五山堂詩話」。