あおいろ‐の‐ほう【青色の袍】
束帯の袍で、青色2のもの。天皇が略儀の際に着用した袍。また、蔵人(くろうど)が拝領した場合、着用することが許された。麹塵(きくじん)の袍。青白橡(あおしろつるばみ)の袍。
あお‐ば【青葉】
緑色をした草木の葉。特に、若葉のころを過ぎて、青々と茂った木の葉。《季 夏》「心よき—の風や旅姿/子規」 雅楽の横笛の名器。平敦盛(たいらのあつもり)が熊谷直実(くまがいなおざね)に討た...
あかいろ‐の‐ほう【赤色の袍】
赤色2に染めた袍。太上(だいじょう)天皇が束帯を着用するときに用いた。地は綾、文様は八重菊・菊唐草が普通。赤色の御衣(おんぞ)。
あか‐はとり【明衣】
神事・儀式に用いる浄衣(じょうえ)。もとは天皇の御湯殿(おゆどの)に奉仕する蔵人(くろうど)が用いた湯帷子(ゆかたびら)をさした。あけのころも。あかは。
あかま‐じんぐう【赤間神宮】
山口県下関市にある神社。旧官幣大社。祭神は安徳天皇。赤間宮。
有り難い
1〔感謝する〕来てくれて有り難い「I appreciate your [Thanks for] coming.いつも彼女の親切[助言]を有り難いと思っているI am always thankfu...
忌み名
1〔贈り名〕 ((give)) a posthumous name ((to a person))この天皇は忌み名を孝明天皇と申し上げるThis Emperor was posthumously...
謁見
an audience天皇陛下に謁見を賜ったHe was 「granted an audience with [received in audience by] the Emperor.
上
1〔上の方〕川を上へ100キロ上るgo a hundred kilometers up a river2〔分けたものの前半〕上の句the first half [seventeen syllab...
行幸
the Emperor's visit [attendance]天皇陛下がその式典に行幸されたHis Majesty the Emperor honored the ceremony with ...
おうせい【王政】
[共通する意味] ★王や天皇が自ら行う政治。[英] Royal Government[使い方]〔王政〕▽王政復古〔帝政〕▽帝政ロシア▽帝政時代〔親政〕▽天皇親政[使い分け] 「帝政」は、帝王・皇...
てんし【天子】
[共通する意味] ★一国を統治する王。[英] an emperor[使い方]〔天皇〕▽天皇の位に即(つ)く▽天皇陛下▽天皇制〔天子〕▽日出(い)ずる国の天子▽天子様〔帝〕▽帝に拝謁する▽先の帝[...
ていせい【帝政】
[共通する意味] ★王や天皇が自ら行う政治。[英] Royal Government[使い方]〔王政〕▽王政復古〔帝政〕▽帝政ロシア▽帝政時代〔親政〕▽天皇親政[使い分け] 「帝政」は、帝王・皇...
みかど【帝】
[共通する意味] ★一国を統治する王。[英] an emperor[使い方]〔天皇〕▽天皇の位に即(つ)く▽天皇陛下▽天皇制〔天子〕▽日出(い)ずる国の天子▽天子様〔帝〕▽帝に拝謁する▽先の帝[...
てんのう【天皇】
[共通する意味] ★一国を統治する王。[英] an emperor[使い方]〔天皇〕▽天皇の位に即(つ)く▽天皇陛下▽天皇制〔天子〕▽日出(い)ずる国の天子▽天子様〔帝〕▽帝に拝謁する▽先の帝[...
いかんそくたい【衣冠束帯】
天皇以下、公家くげの正装。昔の貴族や高級官僚の正装。▽「衣冠」「束帯」はともに貴族の装束。「束帯」は衣を束ね、整える帯の意。転じて、朝廷での公事・儀式などでの正装。「衣冠」は束帯に次ぐもので、その略装。
いってんばんじょう【一天万乗】
天子、また、天皇の意。▽「一天万乗の君」「一天万乗の天子」の略。「一天」は天下のすべて・天下中の意。「乗」は兵車、または兵を数える語。中国周代の制では兵車一乗には甲兵(武装した兵)三人、歩卒七十二人、輜重しちょう(荷物を運ぶ者)二十五人の合計百人がつく。「万乗」は兵車一万台の意で、それほどの軍隊を出せる領地をもっている人ということで、天子の意。
きんしぎょくよう【金枝玉葉】
天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。また、花樹の枝葉が金玉のように美しく茂る意。▽天子の一族の意のとき、「金」「玉」は高貴のたとえ、「枝」「葉」は一族や子孫のたとえ。「玉葉金枝ぎょくようきんし」ともいう。
けいしぎょくよう【瓊枝玉葉】
天皇や天子の一族・子孫のたとえ。また、高貴な家の子弟のこと。
こうとうれんめん【皇統連綿】
皇室が絶えることなく綿々と続くさま。▽「皇統」は天子・天皇の血統。「連綿」は長く続いて絶えないさま。「連綿」は「聯綿」「連緜」とも書く。
あかまつ‐のりむら【赤松則村】
[1277〜1350]南北朝時代の武将。法名は円心。元弘の変では天皇方に属して討幕に参加したが、建武の中興後は足利尊氏(あしかがたかうじ)を助けて北軍で活躍し、播磨(はりま)の守護となった。
あがたいぬかい‐の‐たちばな‐の‐みちよ【県犬養橘三千代】
[?〜733]奈良前期の女官。美努(みぬ)王に嫁して橘諸兄(たちばなのもろえ)を産み、藤原不比等に再嫁して光明皇后を産んだ。文武・聖武天皇の養育にあたり、橘姓を賜って権勢を振るった。橘三千代。
あきしの‐の‐みや【秋篠宮】
宮家の一。平成2年(1990)平成天皇の第2皇子文仁親王が創立。
あさ‐たいし【阿佐太子】
百済(くだら)の王子。推古天皇5年(597)来朝し、聖徳太子に会うや救世(くせ)観音の化身であると合掌したと伝えられる。
あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字を賜って改名。元弘の変で六波羅(ろくはら)を攻め落としたが、のち天皇に背き、持...