あい‐ご【相碁】
囲碁の腕前が同等なこと。また、その人。
あく‐しゅ【悪手】
囲碁・将棋などで、その場面で打つべきでないまずい手。「—を打つ」
あげ‐いし【上(げ)石】
囲碁で、囲んで盤面から取り上げた相手の石。揚げ浜。浜。
あさ‐はら【朝腹】
1 朝食前の空腹。「—ノ事ナレバ吐却スレドモ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 早朝。あさっぱら。「なま年よって—から碁の打ちたさうな面(つら)な」〈咄・露がはなし・五〉 3 きわめてたやすい...
あじ【味】
[名] 1 舌の味覚神経が飲食物に触れたときの感じ。甘味・酸味などや温度の総合した感じ。「—をつける」「スープの—が濃い」「あっさりした—」「他店より—が落ちる」 2 そのもののもっている趣。...
悪手
〔碁,チェスなどで〕a bad moveひどい悪手を打ったI made a disastrous move.
囲碁
(the game of) go ⇒ご(碁)
石
I1〔総称,および石材〕stone;〔石ころ〕a stone,《米》 a rock;〔小石〕a pebble石を切り出すquarry stone石を割るbreak stones石を磨くdress...
一番
1〔番号の最初〕Number One ((略 No.1));〔第1の順位〕the first;〔1番の位置〕first place;〔首席〕the head [top] ((of))番号札1番の...
一目
1〔一見〕一目瞭然りょうぜんであるIt's clear at a glance./It's quite obvious./It is as clear as day.2〔碁〕一目置く〔一石置く〕...
しゅうきょく【終局】
[共通する意味] ★碁、将棋が終わること。[英] an end[使い方]〔投了〕スル[使い分け] 「終局」は、碁、将棋などを打ち終わる、または指し終わること。「投了」は、一方が勝負の途中で負けを...
とうりょう【投了】
[共通する意味] ★碁、将棋が終わること。[英] an end[使い方]〔投了〕スル[使い分け] 「終局」は、碁、将棋などを打ち終わる、または指し終わること。「投了」は、一方が勝負の途中で負けを...
いためつける【痛めつける】
[共通する意味] ★暴力的な手段で、相手に苦痛を与え、押さえこむ。[英] to pain[使い方]〔痛めつける〕(カ下一)▽白状するまで痛めつける▽冷酷なしうちに、精神的に痛めつけられた〔やっつ...
むだ【無駄】
[共通する意味] ★役に立たなくなること。ある物やある事の価値がなくなること。[英] useless[使い方]〔駄目〕(名・形動)〔台無し〕(名・形動)〔無駄〕(名・形動)[使い分け]【1】「駄...
しょうしん【昇進】
[共通する意味] ★地位、身分などが上がること。[英] promotion[使い方]〔昇進〕スル〔昇格〕スル〔昇任〕スル〔栄達〕スル〔栄進〕スル[使い分け]【1】「昇進」「昇格」「昇任」「栄進」...
あいごせいもく【相碁井目】
人にはおのずと力の差があるもので、何事につけ、実力の違いがあるものだということを碁の勝負にたとえていうことば。
おかめはちもく【岡目八目】
事の当事者よりも、第三者のほうが情勢や利害得失などを正しく判断できること。囲碁から出た語。碁をわきから見ていると、実際に打っている人よりも、八目も先まで手を見越すという意から。▽「岡目」は他人がしていることをわきで見ていること。「目」は碁盤の目の意。「岡」は「傍」とも書く。
きっちゅうのたのしみ【橘中之楽】
囲碁や将棋をする楽しみのこと。
きょきふてい【挙棋不定】
物事を行うのに一定の方針がないまま、その場その場で適当に処理するたとえ。また、物事を行うのになかなか決断できないことのたとえ。本来は、碁石を手に持ち上げたものの、打つところがなかなか決まらない意。▽「挙棋」は碁石をつまみ上げること。「棋きを挙あげて定さだまらず」と訓読する。
きんきしょが【琴棋書画】
琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
うてい‐えんば【烏亭焉馬】
[1743〜1822]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、中村利貞。字(あざな)は英祝。通称、和泉屋和助。別号、立川焉馬・談洲楼など。歌舞伎通であり、また落語を自作自演し、落語中興の祖とよばれる。...
えざき‐まさのり【江崎誠致】
[1922〜2001]小説家。福岡の生まれ。復員して政治活動に身を投じるが、その後は冷静な筆致で戦記ものを執筆。「ルソンの谷間」で直木賞受賞。他に「名人碁所(ごどころ)」「十字路」など。
ほんいんぼう‐さんさ【本因坊算砂】
[1558〜1623]安土桃山・江戸初期の僧・囲碁棋士。京都の人。本因坊家の始祖。本姓、加納。幼名、与三郎。日海と称し、寂光寺の塔頭(たっちゅう)本因坊に住んだ。若年から碁・将棋の達人で、織田信...
ほんいんぼう‐どうさく【本因坊道策】
[1645〜1702]江戸前期の囲碁棋士。石見(いわみ)の人。3世本因坊道悦の門下に入り、4世本因坊を継いで、名人位に推される。碁聖と称され、布石理論や段位制を確立し、近代碁の始祖といわれる。
やすい‐さんてつ【安井算哲】
[1590?〜1652]江戸初期の囲碁棋士。保井算哲とも書く。河内(かわち)の人。渋川春海の父。家元安井家の祖。幼少より碁をよくし、徳川家康に認められて碁所(ごどころ)となった。 ⇒渋川春海