てんがいこどく【天涯孤独】
身寄りがひとりもなく、ひとりぼっちであるさま。また、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすさま。▽「天涯」は空の果て。また、非常に遠い所の意。
てんねんしぜん【天然自然】
人間が手を加えないで、物事がそのまま存在する状態を表す語。天がつくった、そのままであること。また、ひとりでに物事が起こること。▽「天然」も「自然」も、人為の加わらない、あるがままの意で、二つを重ねて強調している。「自然天然しぜんてんねん」ともいう。
どくがくころう【独学孤陋】
師も友ももたずにひとりで学問すると、見識がひとりよがりになってかたくなになるからよくないということ。
どくだんせんこう【独断専行】
自分だけの判断に基づいて、勝手に行動すること。▽「独断」は自分ひとりの考えで決めること。「専行」は自分ひとりだけの判断で勝手に行うこと。
なんこうふらく【難攻不落】
攻めることが困難で、なかなか陥落しないこと。転じて、こちらがいくら働きかけても、相手がなかなか自分の要望を受け入れてくれないこと。▽「難攻」は攻めにくい、攻めるのが難しい意。「不落」は陥落しないこと。
ようがいけんご【要害堅固】
険しい地形に陣を敷き、外敵に対する備えの固いさま。▽「要害」は険しい地形で、敵の攻撃を防ぐのに便利な地をいう。また、そのようなとりで。