さおううおう【左往右往】
[名](スル)「右往左往」に同じ。
さこうべん【左顧右眄】
周りを気にして、なかなか決断を下さないこと。他人の様子をうかがって、決断をためらうこと。左を見たり右を見たりする意から。もとは、ゆったりと得意で余裕のある様子をいった語。▽「顧」はかえりみる。「眄」は横目でちらりと見る。また、かえりみる。
さぶんゆうぶ【左文右武】
「右文左武(ゆうぶんさぶ)」に同じ。
さほうひつ【左輔右弼】
「さほゆうひつ(左輔右弼)」に同じ。
さんてんじち【参天弐地】
天や地と同じくらい大きな徳を積むこと。天地に匹敵ひってきするほどの気高い徳があること。
ざんぱいれいこう【残杯冷羹】
「残杯冷炙(れいしゃ)」に同じ。
しかいどうほう【四海同胞】
⇒ しかいけいてい(四海兄弟)
しかいふくねん【死灰復然】
一度衰えた勢力が再び盛り返すたとえ。また、一度おさまった事が再発することのたとえ。火の気が消えて冷たくなった灰が、再び燃え出す意から。▽「然」は「燃」と同じで、燃える、燃え上がる意。「然」は「燃」とも書く。「死灰しかい復また然もゆ」と訓読する。
しかくはちめん【四角八面】
「四角八方」に同じ。
しぜんとうた【自然淘汰】
自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続け、そうでない劣勢のものは自然に滅びていくこと。転じて、長い間には劣悪なものは滅び、優良なものだけが自然に生き残ること。▽「淘汰」は選び分ける。悪いものを捨て、よいものを取ること。もとダーウィンが進化論の中で説いた語。