トルコ北西部の
都市イスタンブールにある大聖堂。4
世紀、東ローマ皇帝
コンスタンティヌス1世の
時代に建立された
聖堂に
起源し、2度の
大火で
焼失した後、6
世紀にユスティニアヌス1世によって
建造。
直径33メートル、高さ56メートルという大ドームをもつ。
コンスタンチノープルの陥落以降、
オスマン帝国の
スルターン、
メフメット2世によってイスラム
寺院に
転用され、
ミフラーブ(
壁龕 (へきがん) )と4本の
尖塔が加わり、モザイク画が
漆喰 (しっくい) で塗りつぶされた。
現在は博物館になっている。1985年に「イスタンブール歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に
登録された
主要な歴史的建造物の一つであり、
ビザンチン建築の
傑作と称される。聖ソフィア大聖堂。