すぐ‐ばけ【直ぐ化け】
遊女などが、客の心をつかむために、身の上などをありのままに打ち明けること。「粋の客は—を以て倒(こか)すべし」〈浮・禁短気・五〉
ずっかり
[副] 1 言いにくいことを、かまわずに言うさま。ずけずけ。「—言われて赤くなり青くなり唇かむで怒る男」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 鮮やかに、鋭く切りつけるさま。すっぱり。ざっくり。「—ト切ル」〈和...
スリベン【Sliven/Сливен】
ブルガリア中東部の都市。バルカン山脈南麓に位置する。古代ローマ時代に街道沿いの市場町として発展。オスマン帝国の支配の下、17世紀から18世紀にかけて手工業や商業で栄え、19世紀には同国初の近代的...
砂(すな)を噛(か)むよう
あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ。「—な味気ない食事」 [補説]文化庁が発表した平成30年度「国語に関する世論調査」では、「砂をかむような思いがした」を、本来の意味とされる「無味乾燥で...
ちしま‐かいきょう【千島海峡】
千島列島北端の占守(しむしゅ)島とカムチャツカ半島のロパトカ岬との間の海峡。
ちしま‐かざんたい【千島火山帯】
カムチャツカ半島から千島列島を経て北海道中央部に達する火山帯。環太平洋火山帯の一部を占める。
のり‐ごと【宣り言/告り言/詔/令】
天皇のおおせ。みことのり。のりごち。「祠官(かむつかさ)に—して」〈熱田本垂仁紀〉
とよあしはら‐の‐なかつくに【豊葦原の中つ国】
日本国の美称。「謂(おも)ふに当(まさ)に—は必ず長夜(とこやみ)為(ゆ)かむ」〈神代紀・上〉
とり‐くび・る【取り括る】
[動ラ四]しっかりつかむ。「笏(さく)—・りてぞ、練り出でにたりし」〈宇津保・蔵開上〉
とら・える【捕(ら)える/捉える】
[動ア下一][文]とら・ふ[ハ下二] 1 ㋐生き物をつかまえる。捕獲する。「珍獣を—・える」「魚を—・える」 ㋑逃げる人をとりおさえる。「犯人を—・える」 2 離すまいと手でしっかりつかむ。「逃...