こえ‐わざ【声技】
声を使って演じるもの。歌謡や語り物など。「—の悲しきことは、我が身崩(かく)れぬる後、留まる事の無きなり」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
こうばし・い【香ばしい/芳ばしい】
[形][文]かうば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》 1 よい香りがする。多く、食物を煎(い)ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「—・いほうじ茶の香り」 2 見た目や印象などがす...
こころ‐まさり【心勝り】
1 予想していたよりもすぐれていること。⇔心劣り。「—しぬべきことにも侍るなるかな」〈宇津保・内侍督〉 2 容姿よりも心のすぐれていること。気丈夫。「継信は—の剛の人にて」〈浄・凱陣八島〉
ご‐だいりき【五大力】
「五大力菩薩(ぼさつ)」の略。 地歌。作詞者未詳。白川検校作曲。 長唄。を杵屋弥十郎が長唄に作曲。歌舞伎狂言「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」の中でめりやすとして使われた。 ...
げんぎょししゅろん【言語四種論】
江戸時代の語学書。1巻。鈴木朖(すずきあきら)著。文政7年(1824)刊。国語の品詞を体ノ詞、形状(ありかた)ノ詞、作用(しわざ)ノ詞、テニヲハの4種とすべきことを論じたもの。
こもり‐い【籠もり居】
家にじっと引きこもっていること。また、その家。籠居(ろうきょ)。
こやま‐いけ【湖山池】
鳥取県北東部の潟湖(せきこ)。湖山長者が扇で落日を招き帰して田植えをさせた罰で、田が一夜で湖になったという伝説がある。
こも・る【籠もる/隠る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐中に入ったまま外に出ないでいる。引きこもる。「山に—・る」「書斎に—・って執筆する」 ㋑外とのつながりを断って、中に深く入り込む。閉じこもる。「自分の殻に—・る」「陰(い...
ご‐りょう【御寮/御料】
《家督・配偶などの、料となるべき人(候補者)の意。「寮」は当て字》 1 「御寮人」の略。「嫁—」 2 貴人またはその子息・息女をいう尊敬語。人名の下に付いて接尾語的にも用いる。「—きこしめして」...
コミュニケーション‐ギャップ【communications gap】
相互に理解しあうべきコミュニケーションで、その理解の仕方や価値観の相違、情報の不足などにより、食い違いを見せること。