はく‐もくれん【白木蓮】
モクレン科の落葉高木。3月ごろ、香りのある白い大きな6弁花を開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。葉は倒卵形。中国原産で、庭木とする。玉蘭。白蓮(はくれん・びゃくれん)。《季 春》
はくさん‐ちどり【白山千鳥】
ラン科の多年草。本州中部以北の高山の草地に自生。高さ約35センチ。葉は数枚が互生。6、7月ごろ紅紫色の花を総状につける。白山で最初に発見された。しらねちどり。いわきちどり。
ばく‐えき【博奕】
[名](スル)双六(すごろく)・囲碁など、勝負を争う遊戯の総称。また、金品をかけて行う勝負事。ばくち。「—して金を失い」〈織田訳・花柳春話〉
はい‐ぶん【俳文】
俳諧的な感覚で書かれた詩的散文。俗語・雅語・故事の使用など修辞上に特色があり、簡潔・機知的な表現で含蓄に富む。文に句を配したものも多い。松尾芭蕉の「奥の細道」、横井也有(よこいやゆう)の「鶉衣(...
はい‐まつ【這松】
マツ科の常緑低木。本州中部以北の高山に自生。幹は地を這って四方に広がるが、直立することもある。樹皮は黒褐色。葉は針状で5枚ずつ束生。6月ごろ、雄花と雌花とをつけ、小さな球果を結ぶ。
はか‐き【破瓜期】
月経の始まる年ごろ。女性の思春期。
はえ‐じごく【蠅地獄】
モウセンゴケ科の多年草。高さ20〜25センチの食虫植物。葉柄は平たく、葉は円形で縁にとげ状の長い毛があり、虫が触れると左右から閉じて捕らえ、消化する。6月ごろ、花茎の頂に白い5弁花を数個開く。米...
はかげのげき【葉陰の劇】
《原題、(フランス)Jeu de la feuillée》アダンドラアルによる戯曲。1276年ごろの作。最古の世俗劇とされる。
はくうん‐ぼく【白雲木】
エゴノキ科の落葉高木。山地に生え、葉は大きく円形で裏面が白い。5、6月ごろ、多数の白い花が総状につき、垂れて咲く。花びらは深く五つに裂けている。庭木にする。おおばぢしゃ。
ばかん【馬韓】
三韓の一。朝鮮半島南西部にあった50余国からなる部族国家の総称。また、その種族・居住地域名。現在の全羅(チョルラ)・忠清(チュンチョン)2道および京畿道(キョンギド)の一部にあたる。4世紀中ごろ...