なかおろし‐ぎょうしゃ【仲卸業者】
卸売市場の中に店舗を構え、卸売業者から買い受けた商品を仕分けて小売業者や飲食店などの買出人に販売する業者。卸売市場で仲卸業を営むには市場開設者の許可が必要。仲卸。仲買人。
なか‐かずや【中一弥】
[1911〜2015]挿絵画家。大阪の生まれ。本名、福寿(ふくじゅ)。作家逢坂剛の父。小田富弥に師事。昭和4年(1929)直木三十五の小説「本朝野士(やし)縁起」の挿絵でデビュー。以後、歴史・時...
なか‐かんすけ【中勘助】
[1885〜1965]小説家・詩人。東京の生まれ。処女作「銀の匙」で夏目漱石に認められた。隠者的生活を送り、孤高の作家として知られた。小説「提婆達多(でえばだった)」「犬」、詩集「琅玕(ろうかん...
なか‐がい【仲買】
物品や権利の売買の媒介をして営利をはかること。また、それを業とする人。ブローカー。「—人」 [補説]仲買は、卸売業者と小売業者の間に介在して大口の商品を分け売りしたり、複数の生産者から生産物を買...
なかがい‐しょう【仲買商】
⇒仲買人
なかがい‐にん【仲買人】
1 仲買の業務を行う人。仲買。仲買商。ブローカー。 2 卸売市場の「仲卸業者」の旧称。
なか‐がき【中垣】
隣家との隔ての垣根。また、人との仲を隔てるもののたとえ。「—の隔てが出来て、ロクロクも話せなかったから」〈左千夫・野菊の墓〉
なか‐がみ【天一神/中神】
陰陽道(おんようどう)で、八方を運行し、吉凶禍福をつかさどるとされる神。己酉(つちのととり)の日に天から下り、東・西など四方に5日ずつ、北東・南東など四隅には6日ずついて合計44日、癸巳(みずの...
なかがみ【中上】
姓氏の一。 [補説]「中上」姓の人物中上健次(なかがみけんじ)中上英雄(なかがみひでお)
なかがみ‐けんじ【中上健次】
[1946〜1992]小説家。和歌山の生まれ。故郷の紀州熊野の風土を背景に、複雑な血縁関係の愛憎に生きる人間を描いた作品を発表。「枯木灘」で芸術選奨新人賞を受賞。他に「岬」「地の果て至上の時」など。