はたご‐どころ【旅籠所】
旅行の途中で、休息・食事をした所。「—とおぼしき方より、切り大根、物の汁して」〈かげろふ・上〉
はたご‐ぶるい【旅籠振るひ】
旅の出立または到着のときに催す祝宴。旅籠振る舞い。「—のあるじする日」〈宇津保・祭の使〉
はたご‐や【旅籠屋】
近世、旅行者を宿泊させる食事付きの宿屋。
はた‐さく【畑作】
畑で作物を作ること。また、その作物。
はた‐さし【旗指/旗差】
1 戦場で、主人の旗を持って供奉(ぐぶ)する武士。旗手。旗持ち。「—はきぢんの直垂(ひたたれ)に、小桜を黄にかへいたる鎧(よろい)着て」〈平家・九〉 2 「旗指物」の略。
はた‐さしもの【旗指物】
⇒指物(さしもの)1
はた‐さはちろう【秦佐八郎】
[1873〜1938]細菌学者。島根の生まれ。慶大教授。本姓、山根。伝染病研究所に入り北里柴三郎に師事。エールリヒとともに明治43年(1910)梅毒の化学療法剤サルバルサンを発見。
はた‐ざお【旗竿】
1 旗をつけて掲げるためのさお。 2 アブラナ科の越年草。海辺の砂地や山野に生え、高さ約70センチ。旗竿のように直立し、茎に互生する葉は長楕円形で、基部は矢じり形となり茎を抱く。春から夏に、白い...
はたざお‐ち【旗竿地】
「旗形2」に同じ。
はた‐し【旗師】
1 旗を作るのを職とする人。 2 米穀の投機取引をする人。旗商い。