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1 活用語の仮定形(文語では已然形)に付く。あとの説明を成立させるのに十分な理由を、前に提示する意を表す。「親子なれ—情愛も深いのだ」
「これをいみじと思へ—記しとどめて世にも伝へけめ」〈徒然・一八〉
2 動詞の未然形に付く。
㋐仮定条件を強調する意を表す。…ならば、きっと。→こそ
「げにそこよりと言は—、かたくなはしく見苦しからめ」〈かげろふ・中〉
㋑(中世以降終助詞的に用いて)強い否定の意を表す。…などするものか。…絶対ない。「押しても引いても動か—」「情け容赦もあら—」
「新宮 (しんぐう) 熊野の地へ敵に足を踏ませ—」〈義経記・三〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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