ひら【平】
[名] 1 たいらであること。また、そのもの。「手の—」「—積み」「—屋」 2 普通であること。並みであること。また、組織などで、役職についていないこと。「入社以来—に甘んじている」「—侍」 ...
ひら‐あやまり【平謝り】
ひたすら謝ること。「—に謝る」
ひら‐さら【平更】
[副]ひたすら。ひとえに。ぜひとも。「—人なみに夜出で給へ」〈浮・一代女・六〉
ひら‐ぜめ【平攻め】
ひたすら攻めたてること。「ただ—に攻めて勝ったるぞ心地はよき」〈平家・一一〉
ひら‐に【平に】
[副] 1 相手に懇願するさま。なにとぞ。どうか。「—御容赦を願います」 2 事の実行・成立がたやすいさま。容易に。「直実だにも—渡りつく事難かるべし」〈盛衰記・三五〉 3 ひたすら。いちずに。...
へいしん‐ていとう【平身低頭】
[名](スル)ひれ伏して頭を下げ、恐れ入ること。また、ひたすらわびること。「—して謝る」
まい‐おう【邁往】
[名](スル)ひたすら進むこと。邁進。「—の志ある人」〈中村訳・西国立志編〉
まっ‐ぴら【真っ平】
[形動][文][ナリ]《「まひら」の音変化。語幹を副詞的にも用いる》 1 ただひたすらに願うさま。ひとえに。「—許されい」「—にいやと言ふとも入り参らする」〈仮・仁勢物語・下〉 2 《「真っ平御...
まんざら【満更】
《語源未詳。「満更」は当て字》 [副] 1 (否定的な表現のあとにさらに打消しの語を伴って)否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ逆に肯定したりする気持ちを表す。必ずしも。「—捨てたものでもな...
むに‐むさん【無二無三】
[名・形動]《「むにむざん」とも》 1 わき目をふらずいちずになること。また、そのさま。ひたすら。「ゴールを目ざし、—に走る」 2 仏語。法華経に説く、仏となる道はただ一つ一乗であり、二乗、三乗...