出典:gooニュース
アドバンテス---大幅反落、米半導体株安の流れが波及する
同社など国内半導体関連銘柄も総じて売りが先行する展開になっている。米半導体株安は、雇用統計の上振れによる利下げ期待の後退、バイデン米政権が発表したAI向け先端半導体に関する輸出規制の見直し案などが嫌気される形のようだ。エヌビディア株は2営業日で約5%の下落となっている。
日経平均は4日続落、値がさ半導体株の下げが影響
39000円台を割り込んでスタートした日経平均は、アドバンテスト、東京エレクトロンなど値がさ半導体株が弱かったことで下げ幅を拡大。10時30分から始まった氷見野良三日本銀行副総裁の講演では「1月利上げの有無を議論する」と発言。為替はさほど反応しなかったが、発言後のタイミングで日経平均は一段安となり一時800円超の大幅安となる場面も見られた。
レゾナック・三井化学…半導体後工程狙う化学大手、素材技術生かす
化学大手が半導体後工程に関わる製品開発を活発化している。レゾナックは研究開発コンソーシアムで、有機インターポーザーの開発などの成果を着々と創出。三井化学は半導体製造工程で使う「イクロステープ」の知見を活用した展開や、新たな接合材の開発などを進める。各社は技術革新が速い半導体の需要に対応し、強みの素材技術などを生かした取り組みを急ぐ。
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