おし・い【惜しい】
[形][文]を・し[シク] 1 大切なものを失いたくない。むだにすることが忍びない。もったいない。「—・い人物を失った」「時間が—・い」「名残が—・い」 2 もう少しのところで実現されずに終わっ...
おしお‐やま【小塩山】
京都市西京区大原野にある山。岩塩を産したと伝えられる。大原山。[歌枕]「暮れてゆく秋の名残を—鹿も今宵や鳴きあかすらん」〈続千載・雑上〉
おのえいだはち【尾上伊太八】
新内節。本名題「帰咲名残命毛(かえりざきなごりのいのちげ)」。初世鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)作曲。延享4年(1747)に起こった、武士原田伊太夫と遊女尾上の心中未遂事件に取材。
岡本...
尾(お)を引(ひ)・く
物事がすんだあとまでも、名残が続く。のちのちまで影響する。「一年前の事件が、今でも—・いている」
かけ‐おどり【掛(け)踊り/懸(け)踊り】
1 大ぜいの人がそろって掛け合いで歌いながら踊ること。 2 老若男女が一団となって、町や村の境まで踊って行くこと。疫病神や害虫などを追い払う神送りの古い習俗の名残という。小町踊りはその一種。
かこち‐よ・す【託ち寄す】
[動サ下二]無理に関係づけて言う。こじつける。「いかにして朝(あした)のまをも—・せてあかぬ名残をしばし留めん」〈夫木・一九〉
かめおか‐ぼんち【亀岡盆地】
京都府中西部、丹波高地南部に広がる構造盆地。南北約10キロメートル、東西約3.5キロメートルとほぼ南北にのびる。旧丹波国の中心地で、条里制の名残がある。水田地帯だが、野菜の栽培も盛ん。
ガージ‐カーシム‐パシャ‐モスク
《Gázi Kászim pasa dzsámija》ハンガリー南西部の都市ペーチにある旧イスラム寺院。13世紀以来、教会が建っていたが、16世紀半ばにオスマン帝国に占領され、イスラム寺院に改築...
くら‐けん【蔵券】
《「蔵」は大蔵省の略。名称は大蔵省時代からの名残》「財務省証券」に同じ。
け‐わい
《「気(け)這(は)ひ」の意。「気配」の字を当てて現代では「けはい」という》 1 漠然と感じられる物事のようす。雰囲気。特に、音・声・においなどによって感じられる物事のようす。また、その音やにお...