[動ラ五(四)]

  1. うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで—・って火をおこす」

  1. 風が物を揺り動かす。また、風を受けて物が動く。「強風にテントが—・られる」

    1. 通路の扉 (ひらき) が—・っているので」〈紅葉多情多恨

  1. おだてたりして、相手がある行動をするように仕向ける。たきつける。扇動する。「競争心を—・る」

  1. 物事に勢いをつける。「人気を—・る」

  1. (「呷る」と書く)酒などをひと息に飲む。「毒を—・る」

  1. 写真で、煽り4を上向きにして写す。また、低い位置から上向きに写す。

  1. 相場高騰をねらって、意図的に大量に買う。

  1. 自動車の運転で、前を走る車の後ろにぴったり付いて走行する。→煽り運転

  1. 鐙 (あぶみ) で障泥 (あおり) をけって馬を急がせる。

    1. 「馬をいたく—・りければ、馬くるひて落ちぬ」〈宇治拾遺・一三〉

出典:青空文庫

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2023年12月