か‐ず【火途】
三途(さんず)の一。猛火で身を焼かれる地獄道のこと。
かたみち‐きっぷ【片道切符】
1 ある区間の、一方向に一回のみ通用する乗車切符。片道乗車券。 2 (比喩的に)行ったきりで、二度と帰ってはこられないこと。「地獄への—」
かど‐ばしら【門柱】
1 門(もん)の柱。 2 《門口の柱が店の構えを代表する意から》店構え。「五間口七間口の—の主にと念願を立てて」〈浄・油地獄〉
かま【鎌】
1 草などを刈るのに使う道具。鉄製で、三日月形の内側に刃があり、木の柄を直角につけたもの。 2 昔の武器の鎌槍(かまやり)、鎖鎌(くさりがま)のこと。 3 「鎌継(かまつぎ)」の略。 4 紋所の...
から‐ぜい【空贅】
見せかけだけのぜいたく。「—吐いて急ぎける」〈浄・油地獄〉
かわちや‐よへえ【河内屋与兵衛】
浄瑠璃「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」の主人公。油商河内屋の息子。身を持ち崩して金に困り、同業豊島(てしま)屋の女房お吉を殺すに至る。
かん【緩】
[形動][文][ナリ]物事の進行がゆったりしているさま。「或いは急に、或いは—に遠慮なく駆け廻る」〈緑雨・油地獄〉
かんがえるひと【考える人】
《(フランス)Le Penseur》ロダンの代表的ブロンズ彫刻。沈思する男性座像。群像彫刻「地獄の門」に用いるために造られた。
かんなわ‐おんせん【鉄輪温泉】
大分県、別府温泉郷の温泉の一。地獄巡りの中心。泉質は単純温泉・塩化物泉・含鉄泉など。
カンヌ‐こくさいえいがさい【カンヌ国際映画祭】
フランスの都市カンヌで毎年5月に開かれる国際映画祭。第1回は1946年開催。最高賞パルムドールのほか、監督賞や男優・女優賞、「ある視点」賞などがある。ベネチア・ベルリンとともに世界三大映画祭とさ...