アーティチョーク【artichoke】
キク科の多年草。高さ1.5〜2メートル。夏、紫色のアザミに似た花をつける。つぼみの花托を食用とする。地中海沿岸の原産。食用あざみ。朝鮮あざみ。
い【藺】
イグサ科の多年草。湿地に自生し、また、水田で栽培する。高さ約1メートル。茎は円柱形。葉はうろこ状。夏、緑褐色の花をつけ、苞(ほう)を長く伸ばす。茎は畳表・花むしろの材料。白い髄は、昔、灯心に用い...
いかり‐そう【錨草】
メギ科の多年草。山麓(さんろく)の樹林下などに生え、高さ約25センチ。葉は複葉で、小葉は卵形。4月ごろ、錨に似た形の淡紫色の花を数個下向きに開く。茎・葉を強精・強壮薬にする。《季 春》「—生れか...
いが‐ほおずき【毬酸漿】
ナス科の多年草。山地の樹陰に生え、高さ約60センチ。葉は卵円形で、互生。夏から秋、葉の付け根に淡黄白色の釣鐘形の花を開く。実はとげのある萼(がく)に包まれる。
イキシア【ixia】
アヤメ科の多年草。球根から細い剣状の葉を出す。4、5月ごろ、高さ約30センチの花茎を伸ばし、白・黄・桃・赤・紫色などの花を穂状につける。南アフリカの原産。観賞用。やりずいせん。
い‐ぐさ【藺草】
イグサ科のイの別名。イグサ科の多くは多年草で、温帯から寒帯に8属約300種、日本には2属30種が自生。《季 夏》
いけま【生馬】
《アイヌ語で巨大な根の意》キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。山地に自生。根は太く、地中にまっすぐに伸びる。葉は長い柄があり、心臓形。夏、白い小花を多数開く。実は細長く、種に絹糸状の毛が...
いしもち‐そう【石持草】
モウセンゴケ科の多年生の食虫植物。関東以西の湿地に生え、高さ10〜25センチ。葉は三日月形で、腺毛(せんもう)が密生、粘液を分泌して虫を捕らえる。初夏、白い5弁花を開く。
いせ‐はなび【伊勢花火】
キツネノマゴ科の多年草。暖地に自生。高さ30〜60センチで低木状。夏から秋、淡紫色の花を穂状につける。中国の原産で、観賞用。
いそ‐ぎく【磯菊】
キク科の多年草。海岸のがけに生え、高さ約30センチ。葉は密につき、裏面や縁に銀白色の毛が密生している。秋、黄色い頭状花が多数咲く。栽培もされる。《季 秋》