かい‐じょ【海恕】
海のように広い度量で、相手を許すこと。多く手紙などで「御海恕」の形で用いられる。「失礼の段何とぞご—ください」「師亦(また)幸(さいわい)に—するあれど」〈菊亭香水・世路日記〉
河海(かかい)は細流(さいりゅう)を択(えら)ばず
《「史記」李斯(りし)伝から》大人物は度量が広く、よく人をいれることのたとえ。河海は細流を厭(いと)わず。
かっ‐たつ【闊達/豁達】
[形動][文][ナリ]度量が広く、小事にこだわらないさま。「—な気性」「自由—」 [派生]かったつさ[名]
かったつ‐じざい【闊達自在】
度量が広く、思いのままであること。細かなことにこだわらず、心のままにふるまうこと。
かん‐こう【寛弘】
[名・形動]広いこと。特に、心や度量が広いこと。また、そのさま。寛大。「—にして偏曲ならざる人」〈中村訳・西国立志編〉
かんじん‐たいど【寛仁大度】
寛大で情け深く、度量の大きいこと。
かん‐だい【寛大】
[名・形動]度量が大きく、思いやりがあり、むやみに人を責めないこと。また、そのさま。「—な処置」 [派生]かんだいさ[名]
カンデラ【candela】
《ラテン語で、獣の油の蝋燭(ろうそく)の意》国際単位系(SI)の基本単位の一で、光度の単位。1カンデラは周波数540兆ヘルツの単色放射を放出する光源の放射強度が683分の1ワット毎ステラジアンで...
き‐う【気宇/器宇】
心のもちかた。特に、その広さ。気がまえ。度量。「—壮大」
きう‐そうだい【気宇壮大】
[名・形動]心意気がよく度量の広いこと。構想などが大きく立派であること。また、そのさま。「—な人物」「—な大河小説」