引（き）越す（ひきこす）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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ひき‐こ・す【引（き）越す】
の解説

［動サ五（四）］

１「ひっこす」に同じ。
1. 「東京へ—・す、—・すって毎日のように云って」〈漱石・虞美人草〉

２引いて越える。また、越える。
1. 「船をささ波の山に—・して」〈欽明紀〉

３他のものを越えてその先に出る。追い越す。
1. 「御おととのつぎの宮に—・されさせ給へるほどなど」〈大鏡・師輔〉

４順序を越えて上位に引き上げる。
1. 「—・して大納言に奉らせ給ひつ」〈栄花・見果てぬ夢〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

引越すの例文(9)

出典：青空文庫

･･･うで、早速家中それへ引越すことになりますと、お米さんでございます。･･･泉鏡花「政談十二社」
･･･土地では珍しいから、引越す時一枝折って来てさし芽にしたのが、次第に･･･泉鏡花「二、三羽――十二、三羽」
･･･金が来るからね、直ぐ引越すよ、あんな奴幾ら怒ったって平気さ」　膳の･･･葛西善蔵「子をつれて」

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