せいじ‐けんりょく【政治権力】
政治的目的を実現するため、あるいはそれを阻止するために用いられる影響力。物理的・心理的・集団的方法や手段が用いられる。合法的政治権力の典型が国家権力。
せいねん‐き【青年期】
発達心理学で14、5歳から24、5歳までの時期をいう。生理的には性的成熟に伴う急激な身体的変化が現れ、心理的には内省的傾向、自我意識の高まりがみられる一方、不安・いらだち・反抗など精神の動揺が著しい。
センチメンタリズム【sentimentalism】
1 いたずらに感傷におぼれる心理的傾向・態度。 2 18世紀後半のヨーロッパにおける文芸上の傾向。理性や意志よりも感情を重視して、詠嘆や悲嘆を強く表現したもの。感傷主義。
そうごうしんりょう‐い【総合診療医】
総合的な診療能力を有し、プライマリーケアを専門に行う医師。身体の状態だけでなく、心理的・社会的問題も含めて、患者を継続的に診察し、必要に応じて専門医に紹介する。 [補説]総合医と同義に使われるこ...
そ‐の【其の】
[連体]《代名詞「そ」+格助詞「の」から》 1 空間的、心理的に聞き手に近い人や物をさす。「—男は何者だ」「—服はどこで買いましたか」 2 聞き手が当面している事柄や場面をさす。今の。「—仕事...
たでくうむし【蓼喰ふ虫】
谷崎潤一郎の小説。昭和3〜4年(1928〜1929)発表。離婚の機会を待っている名目だけの夫婦、要と美佐子の心理的経緯を描く。古典的、純日本的なものへ回帰する作者の転機を示した作品。
ちか・い【近い】
[形][文]ちか・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れていないさま。 1 距離の隔たりが少ない。遠くない。「駅に—・い」⇔遠い。 2 時間の隔たりが少ない。「正月が—・い」「—...
ちかし・い【近しい/親しい】
[形][文]ちか・し[シク]人と人とが心理的に近い関係にあるさま。したしい。親密である。「—・くつきあう」「—・い間柄」 [補説]近世以降の語。従来、「ちかい」よりは意味範囲がせまく、心理的な近...
ちりょうてき‐しほう【治療的司法】
行動科学の知見に基づいて、犯罪者が抱える心理的・社会的問題を解決・改善することによって、再犯を防止し、社会復帰を支援する介入的・治療的な司法の取り組み。1980年代に米国で提唱され、薬物事犯者、...
てつろのしろばら【鉄路の白薔薇】
《(フランス)La Roue》フランスの映画。1922年製作、1924年公開。監督はガンス。第1部「黒の交響曲」、第2部「白の交響楽」の2部構成。老機関手の養女に対する報われない恋心と、それが引...