おそ・れる【恐れる/怖れる/畏れる/懼れる】
[動ラ下一][文]おそ・る[ラ下二] 1 危険を感じて不安になる。恐怖心を抱く。「報復を—・れる」「死を—・れる」「社会から—・れられている病気」 2 よくないことが起こるのではないかと心配する...
おもい‐ぐさ【思ひ種】
1 物思いのたね。心配のもと。「日を経つつ繁さはまさる—あふ言の葉のなどなかるらむ」〈千載・恋一〉 2 思う人。思い者。「更級とて、桔梗が本の太夫職、七草四郎が—」〈浄・島原蛙合戦〉 [補説]書...
おもい‐はばか・る【思ひ憚る】
[動ラ四]気がねする。心配する。「忍びたる御歩きに、いかがと—・りてなむ」〈源・若紫〉
おもい‐や・る【思い遣る】
[動ラ五(四)] 1 他人の身の上や心情を推し量って、同情する。また、配慮する。「被災者の生活を—・る」 2 遠く隔たっている人や物事を思う。思いをはせる。「故郷の母を—・る」「老後を—・る」 ...
思(おも)いを掛(か)・ける
1 深い恋情を寄せる。恋い慕う。また、執着する。「長年—・けた人」 2 心配をさせる。「自らが名をも朽たし、母御に—・け申すことよもあらじ」〈謡・鳥追舟〉
おも‐やつれ【面窶れ】
[名](スル)病気や心配事などのため、顔がやつれること。「—するほどの苦労」
親方(おやかた)日(ひ)の丸(まる)
《親方は日の丸、すなわち国の意》官庁や公営企業は、経営に破綻(はたん)をきたしても、倒産する心配がないので、厳しさに欠け、経営が安易になりやすい点を皮肉っていう語。
親(おや)は無(な)くとも子(こ)は育(そだ)つ
実の親がいなくとも、子はどうにか成長していくものだ。世の中のことはそう心配するほどのこともないというたとえ。
おや‐ふこう【親不孝】
[名・形動](スル)親を大切にしないで、心配や迷惑をかけること。また、そのさまや、その人。「—な娘」⇔親孝行。 [補説]「親不幸」と書くのは誤り。
おんな‐らし・い【女らしい】
[形][文]をんなら・し[シク]気性・態度・容姿などが、いかにも女であると思えるようすである。女性のもつべきと考えられている特質を備えている。女性的である。「—・い心配り」⇔男らしい。 [派生]...