え
[終助]《上代語》文の終わりに付く。嘆息の心持ちを表す。…なあ。…よ。「上野(かみつけの)佐野の茎立(くくたち)折りはやし我(あれ)は待たむ—今年来ずとも」〈万・三四〇六〉
えい‐げんじつ【映幻日】
太陽から地平線を挟んで真下に出現する映日の両側に1個ずつ見える線状の像。太陽に対する幻日と同じく、雲の氷晶が映日の光を屈折させてできる。高山や飛行機などから見られる。
えい‐じつ【永日】
1 日中がながく感じられる春の日。春の日なが。永き日。《季 春》 2 《いずれ日ながの折にゆっくり会おうの意から》別れのあいさつや手紙の結びに用いる語。「—、—と暇乞(いとまご)ひして帰りけり」...
えい‐そう【詠草】
詠んだ歌や俳諧を紙に書いたもの。詠進をするときなどの公式の竪(たて)詠草と、添削を請うときなどの折り詠草とがある。
えい‐ぞう【映像】
1 光線の屈折または反射によって作られた像。 2 映画やテレビの画面に映し出された画像。 3 心の中に一つのまとまった姿として描き出された像。心象。イメージ。 [補説]曲名別項。→映像
盈満(えいまん)の咎(とが)め
《「後漢書」方術伝・折像から》物事が満ち足りると、かえって災いを招きやすいということ。盈満の災い。
エイリアシング【aliasing】
1 コンピューターなどのディスプレーに文字や画像を表示する際、斜めの線や境界線などにジャギーが生じること。→アンチエイリアシング 2 ⇒折り返し雑音
えき【役】
1 戦争。「前九年の—」 2 人民に公の労務を課すこと。夫役(ぶやく)。えだち。「諸大名の—に課(おほ)せらる」〈折たく柴の記・中〉
えき‐しん【液浸】
1 水溶液や薬剤の液体に浸すこと。または浸したもの。→液浸標本 2 顕微鏡で、試料とレンズの間を、レンズとほぼ屈折率が等しい液体で満たすこと。→液浸法
えきしん‐たいぶつレンズ【液浸対物レンズ】
顕微鏡の対物レンズで、試料とレンズとの間を、レンズとほぼ屈折率の等しい液体で満たして用いるもの。開口数が増し、解像力を上げることができる。→液浸法