ぞうし‐ずみ【曹司住み】
貴族の部屋住みの子弟。また、部屋住みの身分。「いまだ年若くして、官も成らず、四郎の君と云ひて、―にてぞありける時に」〈今昔・二八・三四〉
ぞうし‐まち【曹司町】
平安時代、宮中で、曹司を多く建て連ねた所。つぼねまち。
そう‐しょく【曹植】
[192~232]中国、三国時代の魏(ぎ)の詩人。字(あざな)は子建。曹操の第3子。陳王に封ぜられたので、陳思王とも呼ばれる。五言詩にすぐれた。そうち。→建安体 →七歩(しちほ)の才
そう‐せっきん【曹雪芹】
[1715ころ~1764ころ]中国、清の小説家。名は霑(てん)、字(あざな)は芹圃(きんぽ)。号は雪芹・芹渓(きんけい)など。満州貴族の出で、南京の名門に生まれたが、少年時代に家が没落。晩年、貧...
そう‐そう【曹操】
[155~220]中国、三国時代の武将。魏(ぎ)の始祖。譙(しょう)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は孟徳(もうとく)。後漢末、黄巾の乱の鎮圧を機に勢力を伸ばし、中国北部を統一。南下を試み...
そう‐たいこ【曹大姑/曹大家】
⇒班昭(はんしょう)
そう‐ち【曹植】
⇒そうしょく(曹植)
そう‐ちょう【曹長】
軍人の階級の一。旧日本陸軍では下士官の最上位で、軍曹の上、准尉の下。
そう‐ちょうせき【曹長石】
斜長石の一種。ナトリウムに富み、白または灰白色の半透明の柱状結晶。三斜晶系。花崗岩(かこうがん)・流紋岩などに多い。
そう‐とう【曹洞】
「曹洞宗」の略。