たくはつ‐しゅうどうかい【托鉢修道会】
13世紀以後、ヨーロッパで組織されたカトリック修道会。清貧を理想とし、托鉢によって布教を進める。フランチェスコ会・ドミニコ会など。
たんし‐ひょういん【箪食瓢飲】
《「論語」雍也(ようや)から》簡素な飲食物。また、清貧の生活に安んじることのたとえ。→一箪(いったん)の食(し)一瓢(いっぴょう)の飲
ドミニコ‐かい【ドミニコ会】
カトリック修道会の一。1216年、ドミニクスが創立した托鉢(たくはつ)修道会。清貧生活を旨とし、学問と教育を重んじて説教による異端者の帰正に努めた。日本には17世紀初頭に渡来。ドミニコ修道会。
肘(ひじ)を曲(ま)・げる
《「論語」述而から》肘を曲げて手枕(てまくら)をする。また、清貧の生活を楽しむたとえ。
ひん【貧】
[音]ヒン(漢) ビン(呉) [訓]まずしい [学習漢字]5年 〈ヒン〉 1 財産が少ない。まずしい。「貧窮・貧苦・貧困・貧者・貧富/極貧・清貧・赤貧」 2 足りない。乏しい。「貧血・貧弱・貧...
フォントネー‐しゅうどういん【フォントネー修道院】
《Abbaye de Fontenay》フランス中東部、ブルゴーニュ‐フランシュ‐コンテ地方、コート‐ドール県の都市モンバールにある修道院。1118年、クレルボーの聖ベルナルドゥスにより創設。清...
フランチェスコ‐しゅうどうかい【フランチェスコ修道会】
フランチェスコにより1209年に創立された托鉢修道会。中世にはボナベントゥラ、ドゥンス=スコトゥス、ウィリアム=オッカムらの学者を輩出。清貧を重んじ、日本には文禄2年(1593)伝道開始。フラン...
武士(ぶし)は食(く)わねど高楊枝(たかようじ)
武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。武士の清貧や体面を重んじる気風をいう。また、やせがまんすることにもいう。
ベネディクト‐しゅうどうかい【ベネディクト修道会】
ベネディクトゥス(英語名ベネディクト)の修道会規にもとづくカトリック教会の修道会の一。清貧・貞潔・従順を誓い、祈祷(きとう)と労働を標語とし、中世以来、学術・美術・教育に大きな業績を残した。女子...