そだ・てる【育てる】

の解説

［動タ下一］［文］そだ・つ［タ下二］

1. １ 手間をかけて養い成長させる。養育する。「実の子同様に—・てる」「苗を—・てる」

1. ２ 能力などが伸びるように教え導く。手を掛けてやったり、教え鍛えたりして、一人前として通用するまでにする。「後継者を—・てる」「選手を—・てる」

1. ３

   1. ㋐小さな規模で出発した組織・団体などを発展させる。「地場産業を—・てる」

   2. ㋑ある考え方・気持ちなどが伸びていくように力を尽くす。「独立心を—・てる」「夢を—・てる」

1. ４ 手なずける。おだてる。そそのかす。

   1. 「人に—・てられ、けしかけられ」〈浄・油地獄〉

   2. →養う［用法］

類語

• 育む(はぐくむ)
• 養う(やしなう)
• 培う(つちかう)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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