しか◦じ【如かじ/若かじ/及かじ】
[連語]《動詞「如(し)く」の未然形+打消し推量の助動詞「じ」》 1 …に及ばないであろう。…に越したことはないだろう。「ただ色このまざらんには—」〈徒然・二四〇〉 2 (副詞的に用いて) ㋐む...
しか◦ず【如かず/若かず/及かず】
[連語]《動詞「し(如)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」》「…にしかず」「…にはしかず」の形で用いる。 1 及ばない。かなわない。「百聞は一見に—◦ず」 2 …に越したことはない。…が最もよい...
し・く【如く/若く/及く】
[動カ五(四)] 1 同じ程度の能力や価値などをもつ。匹敵する。多く、あとに打消し・反語の表現を伴って用いる。「実力では彼に—・く者はいない」 2 追いつく。到達する。「吾が愛妻(はしづま)にい...
如(し)くはな・い
それに及ぶものはない。それが最もよい。「用心するに—・い」
如(し)くはな・し
及ぶものはない。「ここは、逃げるに—・しだ」
じゃく【若】
[音]ジャク(漢) ニャク(呉) ニャ(呉) [訓]わかい もしくは もし ごとし [学習漢字]6年 〈ジャク〉 1 わかい。「若年・若輩」 2 …のようだ。ごとし。「傍若無人(ぼうじゃくぶじ...
じゃく‐しゅう【若州】
若狭(わかさ)の異称。
じゃく‐しょう【弱小】
[名・形動] 1 力が弱くて小さいこと。また、そのさま。「—な企業」「—球団」⇔強大。 2 (「若少」とも書く)年が若いこと。未熟なこと。また、そのさま。弱年。年少。「—な(の)身」 [派生]じ...
じゃく‐じょ【若女】
男色と女色。じゃくにょ。「—両道を兼ねたる色道者」〈浮・禁短気・二〉
じゃく‐どう【若道】
《「じゃく」は「若衆道」の「若」を音読したもの》男が少年を愛すること。男色。にゃくどう。「女道のいやしく—の華奢なる道を問答し」〈仮・田夫物語〉