ツボカビの一種であるカエルツボカビによって起こる感染症。カエルなどの両生類が感染すると大量死を招くことがある。人間には感染しない。アフリカから輸出されたアフリカツメガエルとともに世界中に伝播したとされる。水を介しても広がるため、室内なら消毒も可能だが、野外に放出されると根絶は不可能。
[補説]日本でも
平成18年(2006)12月にペットの外国産カエルで
発症を
確認、翌年6月に
野生のカエルで初の感染例が
報告された。
拡散すると
在来の両生類に
深刻な
影響を及ぼすことが
予想され、
生態系のバランス破壊が懸念されている。