はくちょう
川崎洋の詩。同作を表題作とする第一詩集は昭和30年(1955)刊行。
はこのおっと【箱の夫】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成10年(1998)刊行。翌年、第27回泉鏡花文学賞受賞。
ハシッシギャング【ハシッシ・ギャング】
小川国夫の短編小説。また、それを表題作とする短編小説集。平成10年(1998)刊。表題作のほか、「あの夕焼け、倒産の家」「母の二つの家」など11の作品を収める。同年の第50回読売文学賞受賞。
はだか【裸】
大道珠貴の短編小説。平成11年度(1999)の第30回九州芸術祭文学賞にて最優秀作品賞を受賞し、平成12年(2000)「文学界」誌に掲載。同作を表題作とする小説集は平成14年(2002)刊行。
はちがつのごしょグラウンド【八月の御所グラウンド】
万城目学の中編小説集。令和5年(2023)刊行。表題作のほか、「十二月の都大路上下(カケ)ル」を収める。第170回直木賞受賞。
はなぬすびと【花盗人】
狂言。桜の枝を盗み折ろうとして捕らえられ、桜の幹に縛りつけられた男が、歌を詠んで、その風雅のゆえに許される。
乃南アサの短編小説、および同作を表題作とする小説集。小説集は平成10年(1998...
はなやかなかわとらわれのこころ【華やかな川、囚われの心】
清水邦夫の中編小説。平成3年(1991)「群像」誌に掲載。同作を表題作とする小説集は平成4年(1992)刊行。平成5年(1993)、第43回芸術選奨受賞。
ははをふくよる【母を拭く夜】
畑山博の短編小説、および同作を表題作とする作品集。昭和47年(1972)刊行。
ばらき【薔薇忌】
皆川博子の短編小説、および同作を表題作とする作品集。作品集は平成2年(1990)刊行。同年の第3回柴田錬三郎賞を受賞。
ひかりとかぜとゆめ【光と風と夢】
中島敦の中編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和17年(1942)、「文学界」誌に掲載され、第15回芥川賞候補作となる。作品集は同年の刊行で、ほかに「山月記」「斗南先生」などの作品を収める。