おおさか‐さんごう【大坂三郷】
江戸時代、大坂を南組・北組・天満組(てんまぐみ)の3区に分けたものの総称。
おや‐ごう【親郷】
新田開発や開拓において、開発や開拓の拡大とともに分出した小集落(枝郷)に対し、年貢納入など郷村全体の行政を司る集落のこと。親村。⇔枝郷。
おんじゅう‐きょう【温柔郷】
遊里。花柳界。「—の歓楽につかれて青山流水の清淡に接したくなった為」〈荷風・あめりか物語〉
かい‐きょう【懐郷】
故郷をなつかしく思うこと。望郷。「—の情にひたる」
か‐きょう【家郷】
ふるさと。故郷。郷里。
か‐すけごう【加助郷】
江戸中期以降、宿駅の定助郷(じょうすけごう)に新たに追加された助郷役。街道の交通量の増加に伴って徴発された。増(まし)助郷。
かく‐きょう【客郷】
⇒かっきょう(客郷)
かっ‐きょう【客郷】
客となって滞在している土地。他郷。
かん‐きょう【寒郷】
1 貧しく、さびれた村里。 2 自分の故郷、居住地をへりくだっていう語。
がもう‐うじさと【蒲生氏郷】
[1556〜1595]安土桃山時代の武将。近江(おうみ)の人。初名は賦秀(やすひで)。キリスト教に入信。織田信長・豊臣秀吉に仕え、九州征伐・小田原征伐の功により会津42万石(のち92万石)を領した。