[副]

  1. 瞬間的に力を入れるさま。また、物事をひと息に行うさま。「両手で—押す」「酒を—飲み干す」

  1. 感動や激しい感情がこみあげてくるさま。「胸に—きた」「怒りを—こらえる」

  1. 息や言葉などが急につまるさま。

    1. 「だしぬけにこんな事を言われて、僕は—詰まったのである」〈蘆花思出の記

  1. 状態程度が今までと大きく隔っているさま。一段と。ぐんと。「値段去年に比べて—高い」

  1. ちょっとものを言うさま。

    1. 「ぴったり釘を打たれて、—も云えず」〈二葉亭浮雲

  1. すっかり。ことごとく。

    1. 「何の某 (なにがし) といはるる女郎も、床の内での鼻歌などで—愛想の尽きることだ」〈洒・傾城買指南所〉

出典:gooニュース

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。