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辞書
1 仏語。仏と、仏の教えである法と、その教えを奉じる僧の三つの宝。仏・法・僧。
2 仏の異称。
3 《「孟子」尽心から》諸侯の三つの宝で、土地と人民と政事。
4 道家 (どうか) で、耳と目と口。
5 「三方2」に同じ。
1 その意味を強める。
「先刻 (さっき) から首を長くして、もう帰 (けえ) るか、もう帰るかと思ふに、再び—帰るもんぢゃあねえ」〈滑・浮世風呂・前〉
2 思いのままにするという意を表す。ほうだい。
「病人のいひなり—にして上げなせえ」〈滑・浮世風呂・二〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
さんぼういん【三宝印】
禅宗で、「仏法僧宝」の4字を篆書 (てんしょ) ・隷書 (れいしょ) ・梵字 (ぼんじ) などの字体で刻んだ印。祈祷 (きとう) の札や護符などに押す。
さんぼうえ【三宝絵】
仏・法・僧の三宝を題材として描いた絵。 「三宝絵詞 (えことば) 」の別称。
さんぼうかん【三宝柑】
《「さんぽうかん」とも》ミカン科の常緑中高木。和歌山県の原産。実は濃黄色、だるま形で、果柄部にこぶ状の突起がある。酸味が少なく甘い。《季 春》
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出典:青空文庫
・・・を入れた瓶子を二つ、三宝へのせたまま受取って、それを神前へ備えよ・・・ 芥川竜之介「忠義」
・・・ように映って、上から三宝へ伸懸ると、手が燈明に映って、新しい蝋燭・・・ 泉鏡花「菎蒻本」
・・・木魚を置いたわきに、三宝が据って、上に、ここがもし閻魔堂だと、女・・・ 泉鏡花「燈明之巻」
三宝院
三宝院流
三宝絵詞
三宝吉日
三宝銀
三方
参謀
山房
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