出典:gooニュース
古墳時代の囲炉裏跡、はぎ取り保存 町役場や図書館で一般公開
鳥取県湯梨浜町の砂丘地に広がる長瀬高浜遺跡で昨年、古墳時代初めごろ(約1700年前)の竪穴建物跡から、国内でも珍しい囲炉裏跡が見つかった。県教育文化財団は遺構をそのままはぎ取って保存処理し、町内で一般公開している。 長瀬高浜遺跡は1974(昭和49)年に発見され、その後の発掘調査で古墳時代の集落跡や墳墓、鎌倉~室町時代ごろの畑跡などさまざまな時代の遺構が数多く見つかった。
全国初、古墳時代の「赤さや」確認 1.23mの大刀 島根・出雲の出土調査 鮮やかな染色技術あった証拠示す
島根県の出雲西部を古墳時代後期後半(6世紀末)に支配した大首長墓の上塩冶築山古墳(島根県出雲市上塩冶町)で見つかった大刀(たち)の鞘(さや)が、赤く塗られていたことが分かった。当時の鞘としては全国初の事例で、出雲市が26日に発表した。同古墳に葬られた出雲の豪族が、大王に仕えるなど大和でも非常に高い地位を占めていた姿を伝えると共に、当時の日本に鮮やかな染色技術があった物証となる。
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