出典:gooニュース
「明石城」が名城である理由、幕府の「各駅停車戦略」を実感できる駅前の城
この任務を果たせるだけのスキルを無駄なく実現している、という意味において、明石城は名城なのである。 筆者がこの城で好きなのは、何と言っても石垣だ。技術的な完成度が高いこともあるが、瀬戸内産の花崗岩を主体とした石垣は、よく晴れた日中は青みかがった灰白色に見えるが、夕陽を浴びるとほのかに橙色がかって美しい。日が沈むまで眺めていたい石垣なのである。
玄人好みの名城の代表格・福井城がたどった数奇な運命、徳川家康の次男・結城秀康を配したタダモノではない城
本当は優れた堅城なのだけれど、観光名所としてはいまいちパッとしない名城というものだって当然ある。見る人が見ればわかる、通好み・玄人好みの名城、といえようか。 そんな通好みの名城の代表格が、福井城だ。現在、誰の目にもわかる形で残っているのは本丸の石垣と水堀で、その本丸も県庁の敷地になっている。
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